私が、カメラを手にした理由。
私が、写真撮影を仕事にした理由。
↑この写真は7年前にライフスタジオのLee社長が撮影してくれた今もお気に入りの1枚。
・・・だいぶ、今は老けましたが(笑)
私の趣味は残念ながら「カメラ」ではありませんえ?wwww
趣味は、漫画を読むこと、書くこと、アニメを見ること。(今もですが)
なので、夢はジブリがずっと小さいころから大好きだったので「ジブリで働くこと」でした
それか、とにかく「プロである」という意識が高いスタッフに恵まれて仕事をしてみたかったので、
ディズニーランドで働きたいな~とも、ただ、漠然と考えているような人間でした
そんな私が、写真を撮影すること、写真を「残しておく」という事に対して心を動かされた時期は、
私のおじいちゃんが亡くなった事がきっかけでした。
おじいちゃんは、癌で亡くなりました。
亡くなったとき、棺桶の中に何を入れようか?という話をしていた時に、おばあちゃんが「写真を沢山入れてあげたい」といいました。
という事で、過去のアルバムを親せき一同で漁りました。
すると、続々と見たことのない、古いアルバムが箪笥の奥から出てきました。
おじいちゃんとおばあちゃんの幼少時代、戦時中の様子や、新婚旅行中の写真や、結婚式の時の写真。
そのアルバムには、私が知らなかったおじいちゃんとおばあちゃんの姿が沢山詰め込まれていました。
何かと喧嘩が多いように感じていたおじいちゃんとおばあちゃんの関係(笑)
ですが、アルバムの中の写真には満開の笑顔でおじいちゃんがおばあちゃんを後ろから抱きしめている写真が何枚もありました。
そして後に生まれる私の父の幼いころの写真、父母の結婚式の時の写真。若かりし頃の今の自分よりも明らかにまだ若い二人の姿。
当時は何気ない日常の一コマ。
旅行先での思い出の一コマ。
家族がこうして増えていく過程を目にして、自然と涙が止まらなくなりました。
同時に、不思議な幸福感が私の中にあふれてきました。
知らなかった。
今、こうして自分が存在しているのは、こうした瞬間瞬間の連続の上での事なのだと。
初めて、これってすごいことなのだなと思いました。
そんなすごいことに気づかせてくれたのは、この写真達。
この写真を目にしなかったら知ることがなかった瞬間の数々。
残しておくことのすごさと写真のすごさを初めて気づいた出来事でした。
その衝撃の出来事から、私はカバンの中にカメラを忍ばせるようになりました。
といっても、その当時はまだ「写ルンです」の時代
「残しておきたい瞬間、何十年後の未来に見返したい」と思える瞬間を技術とか関係なく写真に残すようになりました。
「そんなもん写真に残しておいてどうするのよ?笑」と思えるような瞬間瞬間、日常の瞬間にこそ、私は価値があると考えています。
小さいころに読んでもらった絵本を、大人になって読み返したときに、当時とは全く異なる点に気づくことが出来たり、感じたり。
そんな瞬間にこそ、「ああ、そうだったんだな。」と何かを知り、愛おしく感じたり、切なくなったり。色々な感情があると思います。
が、そんな感情を生み出してくれる、宝物になると信じています。
写真を撮影して、おしまい。ではなく。
SNSに投稿しておしまい。ではなく。
写真って、それぞれ異なる役割を持っていると思いますが。
今よりももっと。
写真、の価値を自分なりに、itsumoなりに考え続けていきたいなと思います。
今もよりももっと。写真のことを勉強したいと思いますし、表現の幅と方法を増やしたいと思います。
写真を撮影している一人の人として、「こうだと思っている」という自身の哲学を大事に。
哲学を持ったうえでこれからも続けていきたいと思います。
・・・なんか堅苦しくなっちゃったな・・・。(溜息)
最近、撮影中にお客様から「なんで写真を撮ろうと思ったんですか?」という質問を受けて、そういえば・・・と思い出したことを
文章に残しておきたくて記事にしました。
話をしたら・・・「意外となんて失礼ですけど(笑)深すぎる理由で震えました」と言われました(笑)
意外とって(笑)どーゆー理由!?(笑)
最後までお付き合いありがとうございました。
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